20140807

Bernhard Buttmann (org)

コラール幻想曲『暁の星のいと美しきかな』作品40-1
コラール幻想曲『汝が怒りをもてわれを罰したもうな』作品40-2
52のやさしいコラール前奏曲 作品67 第2巻

2013年録音
レーベル:Oehms

ベルンハルト・ブットマンが2016年のレーガー没後100年に向け進めているレーガーのオルガン作品全集のvol,2、CD4枚組ボックスセットのDisk2です。
Dsik1 オルガン・ソナタ 第1番 / B-A-C-Hの主題による幻想曲とフーガ 他
もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

このDiskの1曲目、『暁の星のいと美しきかな』を聴いていて思い出したのですが、vol.1が余り好感触ではなかった理由の一つに、ブットマンの弱奏時の音量が必要以上に小さいのではと思える程極端に感じたからです。
それは聴いていて少しイラッとする範囲で、結果的には旋律がしっかりとは聴き取れない程で、やり過ぎ感がありました。
ただDisk1ではそのような演奏ではなく、このDisk2でも『暁の星のいと美しきかな』意外ではそこまで極端な小音量での演奏はありません。
このviol.2は全曲合わせると1時間52分を越える52のやさしいコラール前奏曲がメインと思わせ、それをDisk1~3に分けて収録しています。
Disk1でもそうでしたが、1曲は短くとも、変化の楽しめる多彩な前奏曲がこのDisk2でもとても素晴らしいと思います。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

聖マリーエン教会のオルガンで演奏されるコラール幻想曲の録音は、送風音もなく漆黒の静寂に展開されるオルガンの響きが素晴らしいです。
完璧な静寂が期待できるからこそ、あの極端な弱奏での演奏もあるのかも知れません。
Disk1同様、コラール前奏曲 はルター教会のオルガンでの演奏です。
こちらは背景に送風音が聴こえますが、耳障りなほどではありません。
ともにオルガン特有の重低音や高く響く高音がオーディオ的にも楽しめます。


(下記画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)