20140729

Robin Ticciati指揮
Bamberger Symphoniker(バンベルク交響楽団)
Chor des Bayerischen Rundfunks(バイエルン放送合唱団)
Hanna-Elisabeth Müller (S), Anke Vondung (A),
Dominik Wortig (T), Franz-Josef Selig (Bs)

2013年録音
レーベル:Tudor

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

HMVの解説によると指揮者のロビン・ティチアーティは1983年ロンドン生まれのイタリア系のイギリス人で、このアルバムを録音した当時はまだ29歳であったそうです。
演奏はとても質素な荘厳さが感じられる物で、正統派の「ミサ曲」の雰囲気があります。
ブルックナーの3曲あるミサ曲の中で第3番は最も録音される機会も多く、壮大さも持ち合わせている楽曲ではないかと思いますが、ティチアーティはそんな事を意に介さず、肩の力を抜いての演奏に思えます。
どちらかというと「こじんまりとした」印象さえ受けますが、それはバランスの取れた物ですので、却って構えずに聴くことが出来る演奏だと思います。

録音 
☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

帯域の自然さが感じられるSACDハイブリッド盤ですが、音響的な愉悦感は低いと思います。
音場は中央に集まり気味で、奥行き感も十全とは言えない感触です。
音の輪郭も甘い部類と言え、結果音の見通しも良い方ではないと思えます。
好ましい落ち着き感があり、決して悪い録音ではないと思いますが、フォーマットを考えるともう少し鮮やかさが感じられる録音を望みたいところです。

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