
Gianandrea Noseda指揮
Israel Philharmonic Orchestra(イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団)
Borodin - 『イーゴリ公』序曲
Berlioz - 幻想交響曲 作品14
2014年録音(ライヴ)
レーベル:Helicon IPO
演奏 
(評価は5つ星が満点です)
指揮者のジャナンドレア・ノセダはBBCフィルと共にエーネスやバウゼをソリストに迎えた協奏曲、或いはカゼッラの交響曲で素晴らしい演奏をしてくれていたとの記憶があり、かなり期待して購入したのですが...。
最初はライヴと知らずに聴き始めましたが、途中でライブである事を確信しました。
と言うのも、悪い意味でのライヴらしさがあり、アンサンブルに丁寧さがなく、ごく一部では音を外しているのではないかとさえ思える場面もあります。
迫力は意識している演奏かも知れませんが、ドラマティックさはなく、幻想交響曲ならではのミステリアスさもありません。
それは多分にオーケストラの実力が今一歩で、どの楽器にも音色の魅力がなく、アンサンブルにも精緻さが感じられないからだと思います。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
ライヴ録音としての疵は殆どなく、その暗騒音に僅かなステージノイズが感じられる程度ですが、音場は平面的で、木管群の存在感、フォーカス感が不自然に高いようにも思えます。
音の輪郭はかなり明瞭で見通し感も優れているため、オーケストラの拙さが却って良く分かってしまうと言う結果となっていますが、音響的には鮮やかさも備えた好録音かも知れません。
残響成分が少なく、全体にマットな感触はあります。
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