20140620

Tabea Zimmermann (va), Thomas Hoppe (p)

無伴奏ヴィオラ・ソナタ 作品31-4
無伴奏ヴィオラ・ソナタ (1937)
ヴィオラ・ソナタ ハ調

レーベル:Myrios Classics

タベア・ツィンマーマンによるヒンデミット:ヴィオラ作品全集第2集のDisk2です。
(第2集は2枚組SACDです)
Disk1 ヴィオラ・ソナタ / 無伴奏ヴィオラ・ソナタ
もご参照下さい。

演奏 
☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

タベア・ツィンマーマンのヴィオラの響きはとてもしなやかです。
ヒンデミットのヴィオラ楽曲はとても複雑で、演奏するにも相当難易度が高いように思えるのですが、彼女の演奏はそんな技術的な困難さを微塵も感じさせません。
楽曲を完全に自分の物にしているという自負と自信に溢れたその響き、特に無伴奏楽曲で強く感じる事が出来ます。
ピアノ伴奏付きのソナタでも
タベア・ツィンマーマンの演奏は素晴らしいのですが、やはり伴奏者のトーマス・ホッペには表現の平板さが感じられますが、全体的な仕上がりに不満を持つ事はありません。

録音 
☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

無伴奏楽曲は潤い感のある静寂と、音の輪郭をマスクしない美しい残響が素晴らしくヴィオラのボディー感が伝わってくる実在感も備えた素晴らしい物です。
中央にしっかりと定位する
ツィンマーマンのヴィオラには、その仔細な表現まで漏らさず伝えてくれる精緻さがありますが、しなやかさも失わない鮮やかさがあります。
ピアノとのソナタでは、やや音場が平面的で、定位は良く音の見通し感も悪くはありませんが、ピアノの音の粒立ちにもう一頑張り欲しいと言った印象があります。

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