20140626

Alexander Liebreich指揮
Münchener Kammerorchester(ミュンヘン室内管弦楽団)
Chor des Bayerischen Rundfunks(バイエルン放送合唱団)
Nuria Rial (S), Marie-Claude Chappuis (Ms),
Christoph Prégardien (T), Selig, Josef Franz (Bs)

レクイエム ニ短調 K.626 -レヴィン版-
アヴェ・ヴェルム・コルプス K.618

2011年録音
レーベル:Sony Classical
※MHVのサイトでは2012年録音と記載されていますが、2011年が正しいと思います。

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

やや早めのテンポで進められるレクイエム、肩の力は抜けていながらも端正さ、几帳面さを感じさせる演奏で、過度なドラマティックさを敢えて排除しているかのようです。
或る意味、淡々としているようにも思えますが、演奏が丁寧なだけに味気なさとは異なる感触があり、これは好みの分かれる処かも知れません。
ソリストの歌唱にも過不足を感じさせませんが、テノールは少し魅力が低いかと思います。
レヴィン版は録音もそう多くはないと思いますので、価値ある録音だと思いますが、私はもう少し楽曲の持つ「凄み」が感じられる演奏の方が好みです。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

左右にワイドに広がる合唱陣に比べ、オーケストラはやや音場が中央に集まり気味です。
場の静寂感に申し分はありませんが、奥行き感には物足りなさを感じます。
ソリストへのフォーカスは良く、定位も良好です。
音の切れや鮮やかさは余り高くなく、決して悪い録音ではありませんが、オーディオを楽しむには少し物足りない録音だと思います。

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