
Evgeny Kissin (p)
小澤 征爾 指揮
Boston Symphony Orchestra(ボストン交響楽団)
Rachmaninov - ピアノ協奏曲 第 3番 ニ短調 作品30
Rachmaninov - ヴォカリーズ 嬰ハ短調 (アラン・リチャード編) 作品34-14
Rachmaninov - 前奏曲 変ロ長調 作品23-2
以上1993年録音(ライヴ)
Liszt - スペイン狂詩曲 S 254
Schumann - 献呈 (リスト編)
レーベル:RCA
演奏



(評価は5つ星が満点です)少し古いCDを引っ張り出してみました。
キーシンはそんなには聴いていないのですが、質量感を持たないピアノの響きが特徴的だと思ったりもしますが、その指裁きは華麗です。
細くて長い指が縺れることなく鍵盤の上を舞うように駆け抜けるイメージを持つ彼の演奏ですが、ラフマニノフでは意外にも情感溢れる柔らかなタッチが印象的です。
打撃を感じさせる場面では思い切った演奏のオーケストラとキーシン、ライヴと言うこともあってかかなりメリハリが効いています。
協奏曲以外はピアノソロでのライヴですが、キーシンのテクニックの素晴らしさが全面に展開していて、効いていて胸がすくような演奏です。
録音


(評価は5つ星が満点です)ライヴ録音ですが演奏中の静寂に問題は全くなく、ステージノイズや聴衆ノイズは聴こえないと言って良いほどです。
全体的な音響は豊かな残響を伴い美しく感じる部類ですが、音の輪郭や見通し感は余り優れておらず、奥行き感も不足しているように感じます。
録音そのものとは関係がありませんが、演奏後の盛大な拍手と喝采も全ての楽曲に収録されています。
フライングとまでは言えませんがかなり早いタイミングなので、私としては余り好ましくは感じられません。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)