
Joanna Kurkowicz (vn), Gloria Chien (p)
ヴァイオリン・ソナタ 第 4番
ヴァイオリン・ソナタ 第 5番
オベレック 第 1番
ヴァイオリン・ソナタ 第 2番(無伴奏版)
パルティータ
カプリッチョ
無伴奏ヴァイオリンのためのポーランド風カプリッチョ
2003年録音
レーベル:Chandos
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
ジョアンナ・クルコヴィチ、やはりとても素晴らしいヴァイオリニストです。
このアルバム以外にバツェヴィチのヴァイオリン・ソナタなど聴いたことはないのですが、クルコヴィチの演奏にはとても説得力があるように思えます。
その迷いのない堂々とした演奏には、楽曲を完全に自身のものとしている自信と自負が感じられ、高い技術にも裏付けられ、オーラさえ感じる程です。
ピアノのグロリア・チエンもに勝るとも劣らない堂々とした演奏で、二人のアンサンブルは迫真でありながらも楽しげです。
録音 



(評価は5つ星が満点です)
録音もとても素晴らしく、鮮やかで切れの或るものです。
ヴァイオリンとピアノとの演奏では、中央やや左にヴァイオリン、右にピアノがしっかりと定位し、前後の奥行き感も掴めます。
音数が多い場面でも音場に濁りはなく、残響は比較的豊かですが、音の輪郭は明瞭でクルコヴィチやチエンの想いが直接的に響きに載って届いてきます。
無伴奏のヴァイオリン楽曲では残響は更に豊かで潤い感が高いのですが、それでも音の見通し感や仔細な表現に曇りはなく、美しくも迫力すら感じられるものがあります。
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