
Ari Rasilainen指揮
SWR Radio-Sinfonieorchester Stuttgart(SWRシュトゥットガルト放送交響楽団)
交響曲 第 7番『ロマンティック交響曲』作品45
交響曲 第 8番 ホ短調 作品48
2000年録音
レーベル:cpo
1959年生まれのフィンランド人指揮者、アリ・ラシライネンのアッテルベリ交響曲全集のDisk4です。
(全集は5枚組)
Disk1 Atterberg - 交響曲 第 1番 / 第 4番
Disk2 Atterberg - 交響曲 第 2番 / 第 5番
Dusk3 Atterberg - 交響曲 第 3番 / 第 6番もご参照下さい。
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
アッテルベリの交響曲は長さこそ短めですが、その様相は壮大で雄大さも感じます。
第7交響曲は3楽章構成で29分強、第8交響曲は4楽章構成で33分半ほどの楽曲です。
奇しくもブルックナーの第4交響曲を想像させる副題が付いたアッテルベリの『ロマンティック交響曲』、どこかしらブルックナーを思わせるものがありますが、神々しい自然ではなく、ありのままの雄大な自然を感じさせます。
第8交響曲は少しベタな旋律もありますが、その親しみやすさは高く、キャッチーとも言え、個人的にはアッテルベリの交響曲の中でもバランスの取れている楽曲に思えます。(まだ第9番は聴いてはいなのですが...。)
演奏も堂々としながらも枝葉末節まで神経が行き届いたものに感じられ、変にスペキュタクラーさを訴求しない処にも好感が持てます。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
C-1000fは修理の際に細かい調整も行って戴いたようで、以前よりも品位の高い再生音を提供してくれていると感じます。
左右への広がりもワイドな録音には上質な潤い感も備わり、響きの余韻までもが視覚的に捉えられるかのような実在感が在ります。
金管群が咆哮する強奏場面では、やや音場に手狭さを感じますが、音の見通し感や輪郭は全体的にも明瞭でしっかりしています。
奥行き感はもう少し欲しいと思えたりもしますが、深い木質系の静寂を背景に感じる好録音だと思います。
(下記画像をクリックして頂くと、HMVの全集のサイトにリンクしています)
交響曲第3番&第6番を納めた1枚のアルバムは現在も販売されているようです。
(冒頭の画像をクリックして頂くと、HMVの1枚物のアルバム掲載サイトにリンクしています)