左チャンネルからノイズを発生させていたプリ・アンプ、C-1000fが修理から帰ってきましたので、再びクラシック音楽を...。(笑)


20140604

Florian Uhlig (p)

ピアノ・ソナタ 第 3番 ヘ短調 作品14
『管弦楽のない協奏曲』のための予備練習と削除された楽章
幻想曲 ハ長調 作品17

2010年録音
レーベル:Hänssler

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ウーリヒが取り組んでいるシューマンピアノ独奏曲全曲録音の最初のアルバムです。
初めて彼のシューマンを聴いたのはその第7集でしたが、とても素晴らしいと思ったので、それ以前にリリースされていたものを購入しました。
詩的ではあっても過剰な情感とは無縁なウーリヒ、私にとってはとてもシューマンが身近に感じられるような演奏をしてくれます。
情感よりも知的な雰囲気が高くも感じられ、その点は人によっては面白みに欠けると感じるかも知れませんが、理知的ではあっても学究的な小難しさはなく、私はとてもバランスが整っているように思えます。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

久々にC-1000fで音楽を聴くからか、音場の潤い感や奥行き感がとても素晴らしく思えます。
音場は中央に集まり気味ですが、混濁感はなく、一音一音の響きは明瞭です。
低音部の強奏時には、弦の震えが感じられる場面もあります。
ウーリヒの真摯な想いが伝わってくるかのような直裁的な実在感がある録音です。

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