
Joanna Kurkowicz (vn)
Łukasz Borowicz指揮
Polish Radio Symphony Orchestra(ポーランド放送交響楽団)
ヴァイオリン協奏曲 第 4番 2010年録音
ヴァイオリン協奏曲 第 5番 2011年録音
ヴァイオリン協奏曲 第 2番 2011年録音
レーベル:Chandos
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
ヨアンナ・クルコヴィチのヴァイオリンの魅力がしっかり堪能出来るアルバムです。
初めて聴く楽曲なので、一聴で掴めるようなものでは到底ありませんが、やはり彼女のヴァイオリンの妖艶さ、まさにヴァイオリン・レッドの色香が香り立つかのような美しさが、非凡なオーケストレーションを感じさせるバツェヴィチの協奏曲に説得力を与えてくれます。(クルコヴィチの使用しているヴァイオリンは1699年製ピエトロ・ジョヴァンニ・グァルネリらしく、実際のその楽器の色彩はヴァイオリン・レッドではありません)
特に第4番、第2番のカデンツァでは、高い技術をさりげなく、そして美しく披露するクルコヴィチの魅力が強く感じられます。
クルコヴィチはバツェヴィチのヴァイオリン・ソナタも2004年にリリースしてるようなので、それも是非聴いてみたいと思います。
録音 



(評価は5つ星が満点です)
とても鮮やかな響きを感じる録音です。
クルコヴィチの存在感もしっかりフォーカスされていますが、オーケストラの響きにも立夏里とした輪郭や切れがあり、定位も良く奥行き感も深いと思います。
グランカッサ(大太鼓)の響きにも手応えの或る波動が感じられ、漆黒の静寂を背景に薫るような実在感も有しています。
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