Bartolozzi Trio

ピアノ三重奏曲 第 8番 変ロ長調 Hob.XV.8
ピアノ三重奏曲 第 9番 イ長調 Hob.XV.9
ピアノ三重奏曲 第10番 変ホ長調 Hob.XV.10
ピアノ三重奏曲 第11番 変ホ長調 Hob.XV.11
ピアノ三重奏曲 第12番 ホ短調 Hob.XV.12

2012年録音
レーベル:Naxos

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

そのジャンルを問わずハイドンを聴く度に、その懐の深さというか、技の多様さを感じます。
或る意味ではモーツァルト以上の天才なのではないかと感じますが、神々しさが備わるモーツァルトの楽曲に比べて、幾分人間的なのかも知れません。
これはNaxosが進めているハイドンのピアノ三重奏曲チクルスの第4集ですが、第3集まではクングスバッカ・ピアノ三重奏団でした。
最初から演奏団体を分けて録音する予定だったのかも知れませんが、私にはやや平凡なクングスバッカ・ピアノ三重奏団より妙味を感じさせながらも明るい演奏をするバルトロッツィ三重奏団の方が優れているように感じます。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

華やかさが薫るヴァイオリン、瑞々しいピアノ、そして木質系の手触りのチェロの響き、そのどれもが実在感が高く温度感も上々です。
定位も良く奥行き感にも優れた録音ですが、ピアノの音の粒立ちに関しては残響がその輪郭を僅かに甘くしている印象で、少し物足りないと思えます。
実際に時折ブレス音が聴こえますが、まさに
奏者の息遣いを感じられる録音です。

(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)