
Neeme Järvi指揮
Göteborgs Symfoniker(エーテボリ交響楽団)
交響曲 第 2番 ヘ長調 作品6
交響曲 第 8番 ホ短調 作品48
2013年録音
レーベル:Chandos
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
クット・アッテルベリ(Kurt Magnus Atterberg, 1887-1974)はスウェーデンの作曲家ですが、私は初めて聴きました。
第2交響曲は3楽章、第8交響曲は4楽章構成で、共に30分前後の楽曲ですが、スケール感と後期ロマン派の甘美さ、そして北欧を感じさせる美しい旋律が素晴らしいと思います。
父ヤルヴィは相変わらずマイナーな作曲家に光を当てて精力的に録音をしているとの印象ですが、演奏にも単に珍しい楽曲を録音しているだけではない丁寧さと意気込みが感じられます。
スケール感豊かな側面は。マーラーを想わせたりもしますが、マーラー独特の毒とも言える部分はなく、吹奏楽に親しんでいた方にはかなり気に入られる楽曲ではないかと思います。
アッテルベリ、cpoがラシライネン&フランクフルト放送響で交響曲全集を2005年にリリースしているようなので、是非購入して聴いてみたいと思います。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
そのフォーマットの持つ音場の自然さは流石と思わせますが、全体的には音の切れや立ち上がりに鮮やかさは控えめで、かなり自然さを狙った録音だと思います。
左右への広がりや奥行き感に問題はなく、定位も響きの交差感も優れていると思いますが、はっとするような鮮やかさがないために、楽曲の妙を今一歩楽しませるには訴求力がないようにも感じます。
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