Christian Lindberg指揮
Norrköping Symphony Orchestra(ノールショピング交響楽団)

2013年録音
レーベル:BIS

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

グスタフ・アラン・ペッテションPettersson, Gustav Allan (1911-1980)も初めて聴く作曲家です。
HMVの解説に詳細な記述があるので、作曲家に関してはそちらを参考にして下さい。
楽曲は9つのトラックから成りますが、途切れなく演奏されます。
同じくHMV の楽曲解説には『ペッテションの音楽はその生い立ちから、暴力的でまるで暗黒に突き落とされたような、聴いているだけで寒気がするような旋律が多くふくまれます』とありますが、私にはそんなに暴力的でもないように思えます。
それは演奏が丁寧で、変にスペキュタクラーさを訴求しないからかも知れません。
ちょっとミニマル音楽の様相も伺われ、常に絶え間なく何かの楽器(その殆どはヴァイオリン)が忙しく音を鳴らしている印象です。
演奏はとても素晴らしいのではないかと思いますが、1時間10分を越えるミニマル的な楽曲は、私にはやや冗長に感じられます。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SADハイブリッド盤です。
とても自然な、そして完璧と言える静寂を背景に、各楽器の存在感がしっかりとした音の輪郭を持って立ち上がる鮮やかさがあります。
定位も良好で、奥行き感にも不足はなく、左右への広がりもワイドです。
演奏がスペキュタクラーさを敢えて意図しないものであるからか、一聴した処の音響的なインパクトは高くはないのですが、SACDならではの好録音だと思います。

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