
Mariani Klavierquartett
Bridge - ピアノ四重奏のためのファンタジー 嬰ヘ短調
Martinů - ピアノ四重奏曲 H.287
Schumann - ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
2012年録音
レーベル:Genuin
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
HMVの解説には『室内楽マニア注目のCD』と記載されていますが、音楽の内容はそんなにマニアックな物ではないと思います。
マリアーニ・ピアノ四重奏団は2009年創立のドイツのピアノ四重奏団だそうで、確かに溌剌とした、そしてどこか洗練された演奏だと思います。
イギリスの作曲家ブリッジ / Bridge, Frank (1879-1941)は初めて聴く作曲家です。
後期ロマン派的な印象を受ける楽曲で、12分強の単一楽章の構成ですが、短いながらも多彩さも併せ持つ面白い楽曲だと思います。
マルチヌーの弾むような曲想には、フランス人演奏家の持つエスプリを感じる事は出来ないかも知れませんが、楽曲の妙を楽しむには十分なアンサンブル。
そしてシューマンではお国ものを楽しみながらも精緻に織りなす姿勢が感じられます。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
音場はやや中央に集まり気味です。
しかし見通し感はとても良く、奥に控えるピアノと弦楽陣の位置関係も掴みやすい奥行き感があり、個々の楽器の響きも融和感がありながらも音の輪郭が明瞭です。
ピアノの低域ではぐっと沈み込むかのような質量感も備え、適度な切れ、鮮やかさが絶妙な音響的愉悦感を与えてくれます。
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