Idil Biret (p)
島田俊行 揮
Yale Symphony Orchestra(イェール交響楽団)

管弦楽とピアノの音楽(左手のための)作品29
ピアノと弦楽四重奏と金管のための『室内音楽 第 2番』作品36-1
ピアノと管弦楽のための協奏曲

2012年録音
レーベル:Naxos

イディル・ビレットと島田俊行指揮イェール交響楽団によるヒンデミットのピアノと管弦楽のための作品全集のDisk2です。(全集は2枚組CD)
Disk1 ピアノ、金管と2台のハープのための協奏音楽 他
もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

まだそんなにヒンデミットを聴いているとは言えない私ですが、好きです、この作曲家。
編成にはかなり特異なものがあったりもしますが、楽曲そのものに奇を衒ったような処はなく、しっかりした構成感、オーケストレーションの巧みさを感じます。
演奏もとても鮮やかで緊張感も高いのですが、左手のための協奏曲に関しては、ビレットがかなり苦労しているように聴こえますが、気のせいかも知れません。
それ以外の楽曲では、ビレットの潤い感豊かな響きがとても楽曲にマッチしていて、オケとの一体感の或る演奏が素晴らしいと思います。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

CDフォーマットとしてはかなり素晴らしい録音ではないかと思います。
ピアノへのフォーカス感も確かですが、孤立している印象はなく、奥行き感のある金管や打楽器群との位置関係も掴みやすいです。
ピアノの低音部での響きには、質量が感じられますが、変に重い印象ではなく、美しい響きと潤い感は備えたままです。
左右への広がりも良く、定位も明瞭ですが、やや音場は右に傾いているように感じます。

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