Elina Vähälä (vn)
Virtuosi Di Kuhmo(ヴィルトゥオージ・ディ・クフモ)

ヴァイオリン協奏曲 第 4番 ト長調 VIIa.4
ヴァイオリン協奏曲 第 3番 イ長調『メルク協奏曲』VIIa.3
ヴァイオリン協奏曲 第 1番 ハ長調 VIIa.1

2008年録音
レーベル:Alba

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

Kuusisto / Corigliano - ヴァイオリン協奏曲で初めて聴いたヴァイオリニスト、エリナ・ヴァハラが2009年にリリースしていたハイドンの協奏曲集を買いました。
その美貌もさることながら、色香のあるヴァイオリンの響きが魅力的だったのですが、このハイドンでは色香を感じさせる部分は余りありません。
楽曲的にもバロックの雰囲気が残る古典派様相なので、色香を出す演奏ではないと判断したのか、或いは年齢的にも当時は33歳ですので、その域になかったのかも知れません。
しかしそれが期待外れに感じませんし、小ぶりながらも清楚さを印象付けるヴァイオリンの音色が心地よいです。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SACDハイブリッド盤です。
音場は小編成の室内管らしいものですが、やや中央に集まり気味かも知れません。
ヴァハラのヴァイオリンにもフォーカス感が少し低い気がしますが、その分、オーケストラとの響きの融合は高く感じたりもします。
自然な見通し感や響きの輪郭など、フォーマットの力量を感じる事は出来ますが、音響的な訴求度は高くはないと思います。
通奏低音として用いられているチェンバロの響きもやや奥まって存在感が低い気がします。

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