Gregor Horsch (vc)
David Porcelijn指揮
Netherlands Symphony Orchestra(オランダ交響楽団)
チェロ協奏曲 第 3番
チェロ協奏曲 第 2番
チェロ協奏曲 第 1番
2006年録音
レーベル:cpo
演奏



(評価は5つ星が満点です)cpoがリリースを続けている隠れた作曲家の一人、ユリウス・レントゲンまたはレントヘン(Julius Röntgen, 1855–1932)のチェロ協奏曲です。
チェリストのグレゴール・ホルシュは1962年生まれのドイツ人ですが、指揮者のポルセラインはオランダ人で、オーケストラもオランダの楽団、レントゲンがドイツに生まれながらオランダで活躍し、後にオランダに帰化した事を思わせるキャスティングとも言えます。
ロマン派様相の堂々としたチェロ協奏曲は、チェロとオーケストラとの協奏というよりは、主役はあくまでもチェロと言った印象を受ける楽曲です。
厳しいことを言えば、チェロとオケとのスリリングな展開などは余り感じられず、かといってチェロの超絶技巧を楽しむような側面も少ないです。
ですが、朗々としたホルシュのチェロや、丁寧なオケのアンサンブルは十分楽しめるアルバムだと思います。
録音



(評価は5つ星が満点です)すっきりとした音場の中央に堂々と現れるチェロの存在は、協奏曲としてのフォーカス感が絶妙だと感じられ、過不足のないものです。
定位も良好で奥行き感もあり、残響は比較的豊かですが、チェロもオケも音の輪郭はしっかりと掴める鮮やかさがあります。
艶やかで切れのある弦の響きも魅力的な良質な録音だと思います。
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