
Peter Dijkstra指揮
Münchner Kammrorchester(ミュンヘン室内管弦楽団)
Chor Des Bayrischen Rundfunks(バイエルン放送合唱団)
Elin Rombo (S), Stella Doufexis (Ms),
Tilman Lichdi (T), Tareq Nazm (Bs)
2012年録音
レーベル:Sony Classical
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
冒頭の女声合唱から力強さを感じる歌唱には、「歌うこと」の喜びを強く伝えるものがあります。
全体にテンポは早めで、演奏時間は50分を切ります。
弾むような躍動感と「元気さ」が感じられる演奏ですが、粗暴さなどとは縁がなく、とても丁寧にアンサンブルは形成されていると思います。
正直に言うとソリスト達は取り立てて巧いとか声が素晴らしいとかは感じないのですが、それがマイナスに感じませんし、逆に手作り感満載の人肌の暖かさは感動的ですらあります。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
実際にはセッション録音ですが、ライヴかと思える程の「場の雰囲気」が暗騒音に感じられますが、それはステージノイズが高いとかではなく、実在感が高いと言うことだと思います。
オケは室内管らしく、合唱、或いはソロの歌唱を後ろで支えている音場展開ですが、見通し感や響きの交差感にも優れ、声楽陣とのコントラストも良好です。
女声ソリストへのフォーカスはやや高めですが。不自然さはなく、全体として定位も音の輪郭も明瞭だと言えます。
左右への広がりもワイドで、スピーカーから聴取位置に迫り出してくるかのような臨場感も感じられる好録音です。
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