Philippe Herreweghe指揮
Collegium Vocale Gent
Royal Flemish Philharmonic
Ilse Eerens (S), Michaela Selinger (Ms),
Maximilian Schmitt (T), Florian Boesch (Bs)

2012年録音
レーベル:PHI

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

力みのない穏やかさが感じられる演奏ですが、そこはかとなく物足らない印象があります。
丁寧に織りなされたアンサンブルですが、オーケストラには緻密さが今一歩に感じる場面もあり、全体的に冗長な印象もあります。
ドヴォルザークのスターバト・マーテルはこれ以外にはアーノンクール&バイエルン放送響の物しか聴いておらず、楽曲そのものを分かっているとは言えないのですが、宗教曲としての荘厳さは薄いように思えます。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

左右への広がりに不満はないものの、上方向への伸びやかさが少し足らず、音場はやや低く形成されているように感じます。
ソリストへのフォーカスは良く、合唱陣の響きにも清澄な美しさがありますが、奥行き感も少し足りないかとも思えます。
決して悪い録音ではないのですが、鮮やかさや音の切れも並み程度に感じます。

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