
Eivind Aadland指揮
WDR Sinfonieorchester Köln(ケルンWDR交響楽団)
演奏会用序曲『秋に』作品11
抒情組曲 作品54
鐘の音 作品54-6(ザイドル編曲)
古いノルウェーの民謡による変奏曲 作品51
組曲『十字軍の兵士シグール』作品56
2012年録音
レーベル:audite
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
オードランによるグリーグの管弦楽曲全集vol.3で、私はこのチクルスくらいしかグリーグの管弦楽曲は聴いたことがないのですが、『情景』を感じさせるのがグリーグの魅力、特徴なのかも知れませんね。
HMVの解説にありますが、オードランはグリーグと同郷らしく、その想いは深い物があるのでしょう、特に北欧を感じさせるような場面での繊細な表現はとても感触が良いです。
しかしドイツのオーケストラだからか、オードランも意識してか、情感を直接的に訴えかけるような演奏ではなく、仄かではありますが、「かっちりした」感触もあります。
それは好みの問題でしょうが、私はもう少し流れるような自然さがあった方が、よりグリーグは楽しめる様に感じますが、オーケストラのアンサンブル、技量には不足するところはないと思います。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤らしい自然な音場展開は、とても良い見通し感で再現されています。
音の立ち上がりにも鮮やかさがあり、定位も明瞭で音の輪郭もしっかりしています。
打楽器群の響きには、SACDならではと思える鮮烈さがありますが、全体的には迫力や派手さを訴求するような録音ではありません。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)