Bernhard Buttmann (org)

6つのトリオ 作品47
5つのやさしい前奏曲とフーガ 作品56
おお嘆き、おお心の苦しみ Wo0.4-2
来たれ、甘き死よ Wo0.4-3

2012年録音
レーベル:Oehms

ドイツのオルガニスト、ベルンハルト・ブットマンによるレーガーのオルガン曲全集のvol.1のDsik3です。(vol.1は4枚組ボックス)
Disk1 3つの小品 / バッハの手法による組曲
Disk2 コラール幻想曲 / 幻想曲とフーガ / 前奏曲とフーガ 他もご参照下さい。

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ブットマンの演奏スタイルは、弱奏時の音量が少し低すぎるように感じます。
それは幻想的な雰囲気を醸し出しもしますが、明晰さを失う結果ともなっていると感じます。
録音の問題ではない、意図的な小音量なのは、送風音との比較や、足鍵盤の操作音と思われる「カタカタ」と言う音が弱奏時に気になる事からも明らかです。
好みの問題かも知れませんが、残響が長い教会での収録ですので、余りに音量を絞って演奏することは、楽曲の構成感を損なわせているようにも思えます。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

録音そのものは、恐らく悪い物ではなく、どちらかと言うと場の雰囲気をしっかり掴んでいる物かも知れません。
中~強奏時のオルガンならではの波動感は素晴らしく、静寂時には送風音も聴こえるものの、オルガンの録音としては特筆するほどの暗騒音の高さとではないように思えます。
左右への広がりの物足りなさ、或いは弱奏時の見通しの悪さの多くは、演奏スタイルに起因するのかも知れません。

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