Trio Opus 8 

ピアノ三重奏曲 第 1番 ハ短調 作品102
ピアノ三重奏曲 第 4番 ニ長調 作品158

1999年録音
レーベル:cpo

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

HMVの解説には、『ブラームスやシューマンのファンなら、必ず気に入っていただけるはずです。』とありますが、正にその通りの楽曲で、私には明朗なシューベルトの雰囲気も感じられます。
楽曲は良いのですが、演奏には少し不満が残ります。
特にヴァイオリンの音色には、言葉が悪いですが安っぽさを感じますし、音程の正確さにも難があるように感じます。
チェロは少しまともで、ピアノに至っては素晴らしい演奏だと感じますが、主役に近いヴァイオリンに役不足を感じてしまいますので、アンサンブルとしての完成度も今一歩の感触を受けてしまいます。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ややスピーカーの存在を感じさせるかのようなセパレーションですが、不自然になる一歩手前で踏みとどまっている感じがします。
各楽器の音の輪郭も明瞭と言え、却ってそれがヴァイオリンの音色を含めた物足らなさをはっきりとさせてしまう面もありますが、『録音』と言う意味では優れています。
ピアノの繊細なタッチも感じられますが、音の粒立ちは並み程度かも知れません。
時々、各楽器の音量的なバランスが悪く聴こえる時もありますが、それは録音の問題ではなく演奏の技術的な問題のように思えます。

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