
Bernhard Buttmann (org)
コラール幻想曲『われらが神はかたき砦』作品27
幻想曲とフーガ ハ短調 作品29
コラール幻想曲『おおわが魂よ、大いに喜べ』作品30
前奏曲とフーガ ニ短調 Wo0.4-10
序奏とパッサカリア ニ短調 Wo0.4-6
前奏曲 ハ短調 Wo0.8-6
『国王万歳』による変奏曲とフーガ Wo0.4-7
前奏曲 ニ短調 Wo0.4-12
2012年録音
レーベル:Oehms
ドイツのオルガニスト、ベルンハルト・ブットマンによるレーガーのオルガン曲全集のvol.1のDsik2です。(vol.1は4枚組ボックス)
Disk1 3つの小品 / バッハの手法による組曲もご参照下さい。
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
バロック様式に倣い、宗教的な題材を取り上げている楽曲が並んでいるのがこのDisk2ですが、何故かバロックバロックとも感じず、宗教曲の多くに感じる荘厳さも低い気がします。
それは決して悪い意味ではないのですが、多くの曲に弱奏部分があり、そこではかなり微少な音量で演奏されるため、少し旋律等も掴みにくく、中でも22分に及ぶ『おおわが魂よ、大いに喜べ』などは、その半分近くが弱奏ですので、聴いていてやや冗長に感じます。
楽曲の指定なのか、ブットマンが意図的に大きく音量を下げて演奏しているのかは、分かりませんが、強弱の対比と言うにはやり過ぎのようにも感じます。
1時間18分近い収録時間も、オルガン曲を聴くには少し長いようにも思えます。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
中~強奏部分では、オルガン曲の醍醐味が感じられる録音ですが、場面的に少なくない弱奏部での音の輪郭が不明瞭にも思え、室内で聴いていても周りの騒音にかき消されそうな感じがします。
送風音などの暗騒音は、Disk1程は聴こえませんし、長めの残響はひだを描くように左右、上方向へ広がって消えてゆく美しさがありますが、全体的にはすっきりしません。
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