Sakari Oramo指揮
Royal Stockholm Philharmonic Orchestra(ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団)

交響曲 第 2番 変ホ長調 作品63 2011年録音
ため息(ソスピーリ) 作品70 2011年録音
弦楽のためのエレジー 作品58 2012年録音

レーベル:BIS

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

どうも私はエルガーには馴染めないようで...。
嫌いと言う訳では決してありませんが、有名な「威風堂々」とかを例外とすれば、その旋律やオーケストレーション、或いは構成感が印象に残らないと言うか...。
だからでしょう、オラモ&ロイヤル・ストックホルム・フィルのこの演奏にも感心するところがなく、淡々とした演奏を、淡々と聴いていると言った処です。
後述の録音にも問題はあるように思えますが、演奏そのものにも訴えかけが高いとは感じられず、アンサンブルに纏まりがあるようにも思えません。
「ため息」「エレジー」は短い美しげな楽曲で、特に「エレジー」は弦楽の響きに美しさはあると思いますが、これまた淡々とした演奏との印象です。

録音 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SACDハイブリッド盤ですが、そのフォーマットならではと感じるのはグランカッサ(大太鼓)の波動くらいで、全体的には並みのCDかそれ未満と言った処でしょうか。
全体的に音場には雑味が感じられ、見通し勘が悪いわけではないのにすっきりしません。
奥行き感もありますが、かなり引きこもった音場形成ですので、悪い言い方ですが安っぽさを感じる録音と言えます。
左右のスピーカーの存在を意識させるセパレーションの不自然さや響きの交差感の不足も否めず、SACDだと言う事を考えれば、尚更、厳しい評価となってしまいます。

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