Marc Albrecht指揮
Netherlands Philharmonic Orchestra, Amsterdam(オランダ・フィルハーモニー管弦楽団)
Alice Coote (Ms), Burkhard Fritz (T)

2012年録音
レーベル:Pentatone Classics

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

『大地の歌』はかなり久々に聴きました。
テノールのブルクハルト・フリッツも若々しさと溌剌さを感じさせる歌唱が心地良いですが、それ以上にメゾ・ソプラノのアリス・クートが素晴らしいと思います。
二人とも肩の力を抜いていながらも、表現豊かです。
最終楽章のオケの演奏はとても素晴らしいと感じますが、前半(この楽曲では最終楽章以前は前半と言っても良いですよね)では、やや力みを感じさせる場面もあります。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SACDハイブリッド盤です。
フォーマット特有の自然な音場展開が心地良く、オーケストラの強奏時にも破綻を見せない録音は、静寂という言葉が不自然に思える自然な場の空気が感じられます。
定位や奥行き感も良く、ソリストへのフォーカスも自然さを損なわない範囲で明瞭で、結果的にはオーケストラと歌唱とのコントラストが綺麗に際立つ印象です。
やや低域に膨張感がなくもないですし、派手さも少ないかもしれませんが、好録音だと思います。

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