Fabio Luisi指揮
Wiener Symphoniker(ウィーン交響楽団)

2011年録音
レーベル:Solo Musica

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

とても精悍な、それでいて洗練された演奏に思えます。
メリハリがはっきりしていますが、粗雑な印象は皆無で、とても精緻なアンサンブルを構築しているように感じます。
私的にはマーラーには何かしらの毒を感じる事が多いのですが、その側面は殆どなく、清々しささえ抱かせる演奏ですが、マーラーを聴くに違和感はありません。
やや早めと思われるテンポ設定ですが、丁寧さを感じる演奏でもあります。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

すっきりした音場には、タイトながらも弾力感のある低域が魅力的に響きます。
奥行き感も良好で、明瞭な定位とオーケストラの編成の大きさを感じさせる横方向へのワイドな展開も素晴らしいです。
変に迫力を訴求する側面はなく、しっとりとした潤い感もある録音には、都会的なセンスが感じられるクールさがあり、音の輪郭、粒立ちにも不満はありません。

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