Andrei Litton指揮
Bergen Philharmonic Orchestra(ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団)

交響曲 第 6番 変ホ短調 作品111
「キージェ中尉」 組曲 作品60
Andrei Bondarenko (Br)
組曲 「3つのオレンジへの恋」作品33b

2012年録音
レーベル:BIS

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

プロコフィエフとミャスコフスキーは友人だったそうですが、そのミャスコフスキーがプロコフィエフの第6交響曲を理解するまでに3回聴かねばならなかったと語った旨がWikiに書いてありました。
難解な楽曲ではないのですが、確かにキャッチーさはなく、プロコフィエフ独特の躍動感や激しいリズムも余りないので捕らえ所がない印象です。
キージェ中尉は第2曲、第4曲にバリトンの独唱が用いられているバージョンで、3つのオレンジへの恋同様、馴染みやすくキャッチーさがありますね。
演奏は北欧のオケらしく、穏やかながらも凜とした空気感が感じられるもので、とても丁寧ですしアンサンブルにもまとまりがあります。
しかしやや穏やかすぎて、躍動感が低いのが今一歩にも感じますが、これは好みの問題かも知れません。

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

SACDハイブリッド版ですが、余り音響的な愉悦感は高いものではありません。
音場は少し中央に集まり気味で、奥行き感も十全とは言えない感触があります。
音の輪郭や定位も、CDフォーマットと比べても際立つ物はなく、グランカッサの打撃などに辛うじてSACDフォーマットの片鱗を感じる程度です。
勿論、悪い録音ではなく、北欧オケの凜とした空気を伝えてもくれますし、見通し感にも物多らなさがある音場ですが、静寂さはしっかりあります。

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