
András Schiff (p)
2011年録音
レーベル:ECM
アンドラーシュ・シフのバッハ平均律集のDisk3&4です。
Disk1&2 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV 846‐869 もご参照ください。
演奏




(評価は5つ星が満点です)流石はシフと言うべきか、彼の演奏するバッハは、何となく特別に聴こえます。
包容力のある穏やかな表情で始まる第2巻ですが、楽曲が進むにつれ、秘めたる想いが程良い熱気として発せられ、バッハの素晴らしさをじっくりと味わえる、そんな演奏に感じます。
音色の多彩さ、旋律の弾き分けの明瞭さはシフならではの魅力があります。
変に理屈っぽかったり、堅苦しい所がなく、比較的長い楽曲ですが、ゆったりと聴きこむことが出来る演奏だと思います。
録音



(評価は5つ星が満点です)ECMの録音は素晴らしいですね。
左右への広がりは自然なワイドさで、奥行き感もしっかりと感じられます。
シフの指の動きが見えるかのような精細な音の粒立ちも極上で、美しいピアノの響きを十二分に堪能出来ます。
低音弦の太さを視覚的に掴めるかのような実在感の高い魅力的な録音ですが、強奏時の高音域には、ほんの少しですがキツさが感じられ、その点は残念です。
と言っても、CDフォーマットとしてはかなり良質な録音だと思います。
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