Julia Rebecca Adler (va)

Disk1
Weinberg - クラリネット・ソナタ 作品28 (ヴィオラ版)
 Jaschs Nemtsov (p)
Druzhinin - 無伴奏ヴィオラ・ソナタ
Weinberg - 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第 1番 作品107
Disk2
Weinberg - 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第 2番 作品123
Weinberg - 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第 3番 作品135
Weinberg - 無伴奏ヴィオラ・ソナタ 第 4番 作品136

2008~2009年録音
レーベル:Neos

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

これもリリースと同時に買ったものの、今まで聴いていなかったアルバムです。
ワイベルクの楽曲は、私にとっては心地よいアヴァンギャルドさで、理解できているとは言えませんが、聴いていて違和感のない現代音楽です。
クラリネット・ソナタのヴィオラ版には、ピアノ伴奏がつきますが、それ以外は題名通りヴィオラ独奏曲で、ユリア・レベッカ・アドラーの深い音色はとても素晴らしく、ヴィオラと言う楽器の特徴なのかも知れませんが、高域の澄んだ響きと低域の深い音色の対比もとても楽しめる楽曲、演奏です。
ドルジーニンの無伴奏曲も良いと思いますが、やはりメインのワインベルクのショスタコーヴィチをより前衛的にし、そして根底にはロマンティシズムが感じられる楽曲には、2枚組みCDをじっくりと楽しめるものがあります。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ピアノ伴奏付き楽曲では、ヴィオラとピアノの響きの対比、そして前後の位置関係が明瞭で、二人の語り合いが見えるかのような音場再現です。
ヴィオラ独奏曲では、品のある静寂を背景に、中央に堂々と現れるヴィオラの存在感が立派で、音の輪郭も明瞭です。
木質系の安らぎ感さえ感じられるその響きに、ゆったりと身を任せて聴いていられる録音です。

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