2013年 2月 2日(土)
開場15:15 開演16:00
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール
Yannick Nézet-Séguin指揮
Schumann - 歌劇「ゲノフェーファ」序曲 作品81
Prokofiev - ヴァイオリン協奏曲 第 2番 ト短調 作品63
庄司 紗矢香 (vn)
Brhams - 交響曲 第 4番 ホ短調 作品98
海外オケのコンサートに足を運ぶのは久しぶりでした。
流石はオランダのオーケストラと言うか、世界的なレベルではどの程度に位置するのかは私には定かでないロッテルダム・フィルですが、十分な実力を感じさせるコンサートだったと思います。
庄司さんをソリストに迎えたプロコフィエフ、勝手知ったる仲ではないはずなのに、とても息が合っていましたし、庄司さんの存在感も立派でした。
オケのサポート良かったのではないかと思います。
庄司さんはアンコールにバッハのパルティータ第2番よりサラバンドを演奏してくれました。
派手さはなくとも、音程の確かさや流麗な響きが素晴らしかったと思います。
そしてメインのブラームスですが、これはロッテルダム・フィルの特徴、或いはセガンの意図、指導の賜物なのかもしれませんが、重厚さを備えつつ、鼻に付かない華麗さが感じられ、全体的には若さが感じられるアンサンブルに思えました。
武骨さとは殆ど無縁で、濃厚さよりも清々しさを感じさせるブラームスには、賛否両論があろうかとは思います。
しかし、決まり切った独墺風の演奏よりも、私には新鮮さが好ましく感じられました。
アンコールには、ブラームスのセレナード第1番よりスケルツォを演奏してくれました。
細かい事を言えば、部分的にはアンサンブルに乱れがなかった訳ではありません。
或いは、濃厚なロマンティシズムは感じられない演奏だったかもしれません。
それでも、金管群は国内オケとは比較にならない安定感、響きの美しさがありましたし、弦楽陣の素晴らしさは、ブラームスの第1楽章の出だしを聴いただけでも、印象的でした。