
Ben Van Oosten (org)
3つの前奏曲とフーガ 作品99
3つの前奏曲とフーガ 作品109
祝婚曲 ヘ長調 作品9
2012年録音
レーベル:MDG
1955年にオランダのハーグに生まれたオルガニスト、ベン・ヴァン・オーステンによるサン=サーンスのオルガン独奏曲全集のDisk2です。(全集はCD3枚組)
Disk1 Saint-Saëns - オルガン独奏曲集 Disk1もご参照ください。
演奏



(評価は5つ星が満点です)前奏曲とフーガと言う構成からか、サン=サーンスも意識してそう書いたのかもしれませんが、バロック時代の作曲家の作品だと言われて聴いていても疑わないような楽曲です。
私にとってもとても馴染みやすいですし、オルガン曲としての妙を十二分に感られる前奏曲とフーガ、作品は2つですが、そのどちらもが素晴らしいですし、終盤にはしっかりと盛り上がる曲作り、演奏です。
祝婚曲はロマン派の様相が高い、サン=サーンスならではの楽曲と言えますが、実在の誰かの結婚を祝っての楽曲なのでしょうか、仄かな優しさが感じられます。
(でも、Wikiに拠ると、彼はモーツァルトと並び称される神童で、その博識から嫌味な性格で有名だったとか...)
録音



(評価は5つ星が満点です)低域は全般に、中高域も弱奏時には音の輪郭の甘さを否めませんが、オルガンそのものの音色はとても美しく捉えている録音だと思います。
輪郭は甘くても低域の波動は中々の物があり、ビシビシ伝わるほどではありませんが、オルガン楽曲の音響的な楽しさを味わえる場面も多々あります。
中高域の強奏時には、かなり音の見通しも良くなり、迫力ある再生音です。
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