Alban Gerhardt (vc)
Andrew Manze指揮
BBC Scottish Symphony Orchestra(BBCスコティッシュ交響楽団)
チェロ交響曲 作品68 2012年録音
チェロ・ソナタ ハ長調 作品65 2011年録音
Steven Osborne (p)
レーベル:Hyperion
ブリテンのチェロのための作品集のDisk1です。(作品集は2枚ク組CD)
演奏



(評価は5つ星が満点です)ブリテンも今年生誕100年のアニヴァーサリー作曲家ですね。
ソリストのアルバン・ゲルハルトは1969年生まれのドイツ人ですが、私は初めて聴くチェリストでした。
躍動的で少し不気味な雰囲気さえあるチェロ交響曲、実際には協奏曲にしか私には聞こえないのですが、そんな楽曲を堂々と弾きこなしている印象があります。
ソナタも動的な展開が楽しい楽曲で、両曲ともロストロポーヴィチとの親交から生まれた楽曲との事ですが、私には同じくロストロポーヴィチの為に書かれたショスタコーヴィチのチェロ協奏曲、プロコフィエフの交響的協奏曲などを思い起こさせる楽曲です。
オーケストラも素晴らしい演奏を繰り広げていると思いますし、躍動感の中にも深みを感じられる演奏だと思います。
また、チェロ・ソナタでのオズボーンのピアノもチェロとの協奏的な展開が楽しく、そう言えば彼のブリテンのピアノ協奏曲集のアルバムも素晴らしかった記憶があります。
録音



(評価は5つ星が満点です)始まった途端にその広大さを感じさせる音場再現が素晴らしい録音です。
個人的にはチェロへのフォーカス感に物足りなさを感じますので、やや音の輪郭は甘めとも思いますが、定位はしっかりしています。
奥行き感に不足はなく、チェロへのフォーカス感を除けば、全体的に切れのある録音で、金管群の咆哮や、打楽器群の乱打があるわけではない楽曲ですが、スペキュタクラーさを楽しめるレベルにあると思います。
(画像をクリックして頂くと、HMVの当該サイトにリンクしています)
