
Ferdinand Grossman指揮
Wiener Philharmoniker(ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団)
Akademie Kammerchor(ウィーン・アカデミー室内合唱団)
Dorothea Siebert (S), Dagmar Herman (A), Erich Majkut (T), Otto Wiener (Bs)
1954年録音
レーベル:Le Monde
フランスのル・モンド紙の企画による復刻系レーベル「Le Monde」のリリースによるブルックナーミサ曲集のDisk2です。(ミサ曲集は2枚組です)
Disk1 テ・デウム / ミサ曲 第2番 ホ短調 もご参照ください。
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
流石はル・モンド紙のセレクション...と言いたいところですが、Disk1の演奏と比べると、全体的に粗さが気になる演奏だったりします。
ウィーン・フィルですし恐らくは下手ではないのだと思いますが、始まった途端にかなり硬質な、そしてゴツゴツした感触のある演奏です。
確かにブルックナーの第3ミサ曲は、躍動感があるオーケストレーションだとも思いますが、それでもしなやかさが殆ど感じられない演奏に思えます。
ソロの歌唱陣の熱唱も、量感的にオケや合唱とのバランスが整っていない印象がありますが、これは録音に問題があるのかもしれません。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
Disk1同様モノラルのセッション録音ですが、かなり金属的な響きに感じる録音には、雑然とした暗騒音も多々感じられ、聴き心地は決して良いとは言えないと思います。
実在感は高く、押し出し感も相当ありますが、高域にはかなりのキツさを感じますし、強奏時のトゥッティでは、ダイナミックレンジの不足を否めません。
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