
András Schiff (p)
2011年録音
レーベル:ECM
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
シフの新録音、リリースと同時に購入していましたしたし寝室のシステムでは何度か聴いていたのですが、メインシステムで聴くのは年を越してしまいました。
ここでの平均律には、如何にもシフらしい自然体のバッハを感じます。
厳格に過ぎず、かと言って妙に明るいわけでもなく、シフのバッハへの畏敬と慈愛が感じられる演奏だと思います。
左右の弾き分けもいつもながら見事で、音色の多彩さは敢えて控えめな演奏にしているように思われますが、これが自然体のバッハ、平均律の姿を分かりやすく私に教えてくれているように感じます。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
ECMの録音はいつも素晴らしいと感じますが、透明度の高い穏やかさも感じられる静寂を背景に、抜群の音の粒立ちと見通し感があります。
音場も上方向へピアノ・ソロとしてごく自然な形で展開しますし、奥行き感もあります。
高域の強奏時には、ややキツさを感じさせますが、低音部では弦の震えが感じられる音場再現で、温かみのある温度感も有しています。
(画像をクリックしていただくと、HMVの当該サイトにリンクしています)