Vladimir Fedoseyev指揮
Moscow Radio Symphony Orchestra(モスクワ放送交響楽団)

1984年録音
レーベル:Melodiya

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

1993年以降はモスクワ放送チャイコフスキー交響楽団という名称になったモスクワ放送響の旧ソ連体制下の1984年の録音ですが、堂々とした演奏には、お国ものへの愛着と自信が伺えます。
やや早めのテンポで進められ、金管の咆哮などにはやや粗さを感じるものの、解釈そのものはスタンダードなものだと思われます。
逆説的には標準的である事による個性の無さも感じられ、少し物足りない印象があるばかりか、そう長くもない楽曲なのに、やや冗長に感じられたりもします。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

CDフォーマットがやや落ち着いてきた感のある時期の録音だからでしょうか、不自然に明瞭な定位や左右のセパレーションが良すぎて響きに交わり感がない初期のCDに良くありがちな側面はなく、かなり久々にラックから取り出して聴いたものの、昨今の録音に比べて特段劣るような面はありません。
しかし、音場の高さには物足りなさを感じ、強奏時には混濁感があったりはします。

現在は廃盤のようで入手は困難と思われます。