Trio Parnassus

ピアノ三重奏曲 ト長調 作品19
ピアノ四重奏曲 ヘ短調 作品10
Gérard Caussé (va)
チェロとピアノのための2つの小品 作品31
「神秘的な詩」 作品29より 2つのピアノ三重奏曲

2011年録音
レーベル:MDG

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

Wikiに拠れば『レオン・ボエルマン(Léon Boëllmann, 1862年9月25日 - 1897年10月11日)はフランス・オルガン楽派の伝統を汲む作曲家・オルガニスト・ピアニスト。』だそうで、ドビュッシーと同じ歳で、マーラーより2歳年下なんですね。
時代背景を考えると、かなり保守本流のロマン派な様相を感じる楽曲で、構成感もしっかりしたものを感じるのですが、創意工夫といった面では少し物足りないかもしれません。
その分、他意のない素朴な美しさがあるようにも感じます。
演奏は温かな感触のあるもので、楽曲にとても合っていると思います。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

温度感のある響きは、左にヴァイオリン、中央にピアノ、右にチェロと位置関係が明確なのですが、少しその距離感が開いている感触です。
それでいても響きの交わり具合が良好なのは、音の輪郭が少し甘いからかもしれません。
潤い感も十分ありますが、音の見通し感はやや悪く、ちょっともっさりした印象を受けます。
と言っても、演奏を楽しめないような録音レベルでは決してありません。

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