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Francesco
  La Vecchia指揮

Orchestra Sinfonica di Roma(ローマ交響楽団)

組曲 ハ長調 作品13
戦争の記録 作品25bis
管弦楽のための協奏曲 作品61

2011年録音
レーベル:Naxos

演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

ラ・ヴェッキアとローマ響がナクソスで進めてくれているカゼッラの管弦楽曲、ジャケットには堂々と"World Premiere Recordings"とありますが、管弦楽のための協奏曲に関しては、ノセダとBBC響が既にリリースされていますので、「組曲」「戦争の記録」が世界初録音だと思います。
その「組曲」は3楽章からなる26分強の楽曲ですが、マーラーの「巨人」を彷彿とさせる旋律が流れてきたりして、馴染みやすい楽曲だと思います。
「戦争の記録」は5楽章構成ですが、1分強~3分弱の短い楽曲で構成されています。
少し前衛さを感じさせる側面がありますが、タイトルほど暗い印象ではありません。
そして管弦楽のための協奏曲、かなりの力作だと思いますし、前衛さは殆ど感じさせないスペキュタクラーな側面もある楽しい楽曲です。
演奏には自国ものの演奏に対しての自信、自負が感じられ、とても堂々としたものです。
アンサンブルも良くまとまっているように感じますし、イタリアものの楽しさをも伝わってきます。

録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

とても見通し感に優れた録音には、潤い感が漂う静寂もしっかり感じられます。
定位も良く、奥行き感も問題なく、その面が響きの交差感覚を損なわせてもいません。
一聴したところでの派手な音響的なアピールは少ないのですが、実際には鋭利さはなくとも十分切れと鮮やかさがある録音には、低域の波動が伝わってくる迫力も備えています。
上方向への伸びやかさが多少少ないかとも思えますが、かなりの高録音だと思います。

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