Sol Gabetta (vc), Hélène Grimaud (p)

Schumann - 幻想小曲集 作品73
Brahms - チェロ・ソナタ 第 1番 ホ短調 作品38
Debussy - チェロ・ソナタ ニ短調
Shostakovich - チェロ・ソナタ ニ短調 作品40

2012年録音
レーベル:Deutsche Grammophon

演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

グリモーとガベッタという美女(と呼ばれている)二人の"duo”と題したアルバム、DGと言う事もあって、かなり売れる(売れている)アルバムなのかも知れません。
選曲に何かしらの意図があるかのようには思えませんが、バラエティーには富んでいて楽しめるとは思いますが、私には何か物足らない印象が残りました。
勿論、ショスタコーヴィチの楽曲目当てで購入したのですが、上手さはあり一種若い女性の持つ華やかさも薫りますが、シューマン、ブラームスの楽曲もそうなのですが、深みが足りないというか、十分な情感が感じられなかったりします。
ドビュッシーの楽曲では、都会的なセンスが楽曲にマッチしていて良いとは思うのですが、何となく最近のDGは本物志向と言うより、コマーシャルベースという気がしたりします。

録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)

CDフォーマットとして取り立てて悪い録音ではないと思いますが、インパクトも低いです。
ピアノとチェロとのコントラストが余り明確ではなく、前後の位置関係もはっきりした奥行き感ではなく、響きの輪郭等は明瞭な方ですが、強奏時には僅かですが音場に混濁感があります。
仄かな華やぎは感じられ、その意味ではアルバムの狙い通りなのかも知れません。

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