
Martin Helmchen (p)
森の情景 作品82
交響的練習曲 作品13
アラベスク ハ長調 作品18
2011録音
レーベル:Pentatone
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
とても繊細な響きのピアノを弾きますね、ヘルムヘン。
シューマンの楽曲にはとても合っていると思いますし、何となく夢の中で聴いているような気分になったりもする演奏です。
その繊細さは、例えば交響的練習曲のフィナーレのように、力強く演奏する場面であっても根底に流れているように感じられます。
左右の引き分けや音色の多彩さなどは余り感じませんが、ロマン派の音楽を繊細に、まさにロマン派然として楽しめるものだと思います。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
SACDハイブリッド盤です。
透明度の高い音場には、ピアノ独奏曲だとしても十分な奥行き感も感じられます。
音場はやや中央に集まり気味で、左右への拡散は広くはありませんが、音の輪郭や立ち上がりもまずまずだと思います。
しかしSACDならではの音響的なアドヴァンテージを誇張するかのような録音ではありません。
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