cogito ergo sum Hans-Eberhard Roß (org)


オルガニストII

ハルモニウムのための、ブルターニュのノエルによるオッフェルトリウム

幻想曲 ハ長調 (第3稿)

ハルモニウムのためのアントレ

3つの小品 第1番 幻想曲 イ長調

3つの小品 第2番 カンタービレ ロ長調

3つの小品 第3番 英雄的小品 ロ短調

小オッフェルトリウム

ハルモニウムのための無題の小品 アンダンテ・クアジ・レント


2004年録音

レーベル:audite

ハンス=エーベルハルト・ロスによるフランクのオルガン作品全集のDisk3~4です。(全集は6枚組Box)


Disk1 オルガンの為の小品 / 大オルガンのための小品 他

Disk2 大オルガンのための6作品 もご参照ください。


演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


オルガニストIIは短いものは18秒の、そして最も長くても6分46秒の43曲から成る1時間20分強の楽曲で、聖務日課のための遺作集です。

ちょっと掴みどころがないとい言うか、43曲をまとめて一つの作品とは余り考えられないように感じられるものですが、遺作集ですのでそれは仕方ないのでしょう。

その他の楽曲に関しても、私には何となく「作品」という感触が余りなく、教会オルガニストとしてのフランクの気負わない日常の小品といった印象を受けますが、ちゃんと掴めていないだけかも知れません。


録音 ☆☆ (評価は5つ星が満点です)


残響が殊更長い訳ではないのですが、音の輪郭は甘く、音の粒立ちは悪いとさえ言えると思います。

オルガン独特の重低音の迫力はありますが、楽曲にそれを訴求しないものが多いため、音響的にオルガンの演奏を楽しむにはかなりの役不足だと思います。

小音量時には、音場に曖昧模糊とした雰囲気があり、見通し感も良くはありません。

場の雰囲気は十分あり、特有の送風音なども背景に感じますが、優秀録音とは私には思えません。


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全集のDisk3~4の先行発売SACDハイブリッド盤は下記です。

cogito ergo sum