Jonathan Darlington指揮
Duisburger Philharmoniker
(デュイスブルク・フィルハーモニー管弦楽団)
2010年録音(ライヴ)
レーベル:Acousence
演奏 


(評価は5つ星が満点です)
如何にもブラームスらしい、骨太で堂々とした、そして重量感のある演奏です。
デュイスブルクはドイツ中西部の地方都市で、WIkiに拠れば、『ライン川とルール川の合流地点に位置する工業都市。世界でも有数の河港を有する』んだそうです。
人口は50万人弱の規模ですが、とてもしっかりした演奏を聴かせてくれる地方オケだと思います。
ピアノのマリコヴァも力感溢れる演奏で、オケの厚みある響きに負けない力強さで魅せてくれます。
切れ味の良い剃刀ですっと切るかのような都会的なセンスではなく、斧を振りおろすかのような力技の演奏ですが、ブラームスにはとてもマッチしたスタイルだとも感じます。
ライヴと言う事もあってか、多少ヴァイオリンの響きなどに力余ってヒステリックな響きを感じる場面もあったりはしますが、保守本流の独墺物の演奏、何となく久しぶりに聴いた様な気がします。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
拍手は収録されていませんので、一聴した処はライヴだと気が付かない静寂度です。
音場の背景に感じられる場の雰囲気に含まれる暗騒音(実際には聴き取れるほどの音量ではありません)や、演奏そのものの熱気が、良い意味でのライヴ感を出していると思います。
オケの響き全体には十二分の厚みと、ピアノには適度なフォーカス感があり、そのブレンド感も程良い感じで、定位も自然な範囲で明瞭と言えると思います。
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