cogito ergo sum Paul Meyer (cl)

Orchestre de Chambre de Lausanne

(ローザンヌ室内管弦楽団)


クラリネット協奏曲 第 3番 へ短調 WoO.19

クラリネット協奏曲 第 4番 ホ短調 WoO.20


2011年録音

レーベル:Alpha



フランスのクラリネット奏者、ポール・メイエとローザンヌ室内管によるシュポアのクラリネット協奏曲全集のDisk2です。(全集は2枚組CD)

Disk1 Spohr - クラリネット協奏曲 第1番 / 第2番

もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


Disk1では余り感じなかったのですが、この3番、4番ではかなり超絶技巧を感じさせる面があるように思います。

特に第3番の第1楽章では、メイエのテクニックが冴えわたっているとの印象を受けますし、楽曲自身も奏者の高い技術を期待して書かれたように思えます。

楽しさを根底に、ロマン派の片鱗をのぞかせはしますが、構成感もしっかりしており、全体的には古典派然とした作風だと思います。

かなり親しめる印象を持てる演奏には、メイエのクラリネット奏者としての力量を感じさせるだけではなく、オケとの見事なアンサンブルも楽しめます。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


左右への音の広がりが見事で、室内管でも十分な響きを楽しめる録音です。

クラリネットへのフォーカス感も申し分なく、定位も明確、音の粒立ちや輪郭も明瞭だと思います。

Disk1の時にはそれほど良い感触を得ていなかった録音ですが、Disk2ではかなりの好録音だと感じられ、都度つどの体調や機器の調子に因り、印象が異なる事実を再認識します。

(つまりはやはり私の感想などあてにならないと言う事で...)


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