Russian Federation Academic Symphony Orchestra
(ロシア連邦国立交響楽団)
交響曲 第 9番 ホ短調 作品28
交響曲 第14番 ハ長調 作品37
1991~1993年録音
※この全集は3番、19番、22番を除き、1991年~1993年にかけて録音されたとしか情報がありませんので、正確な録音年は分かりません。
レーベル:Warner Classics
スヴェトラーノフが残した偉業、ミャスコフスキーの交響曲全集のDisk3です。
Disk1 Myaskovsky - 交響曲 第1番 / 第25番
Disk2 Myaskovsky - 交響曲 第10番 / 第11番 / 第19番もご参照ください。
(全集は16枚組ボックス・セットです)
演奏 

(評価は5つ星が満点です)
このボックスセットは似たような雰囲気の楽曲をまとめて1枚にしているのでしょうか、1927年に書かれた第9交響曲、1933年に書かれた第14交響曲とにも何かしら似たような雰囲気が感じられます。
或いは、初めてミャスコフスキーの交響曲を聴いているので、そこはかとないミャスコフスキー節にそう感じるのかもしれませんが、両曲とも構成感を強く感じさせるものではなく、少し描写音楽っぽくも聴こえます。
特に第9番はそう感じ、ソ連/ロシアものと言うより、若干北欧の匂いがしたりもします。
ちょっと冗長さも否めない第9番ですが、実際の演奏時間は41分強と決して長くはありません。
5楽章構成、37分強の第14番は曲想の変化も多彩と言え、気軽に楽しめると思いますが、ショスタコーヴィチと比べると深刻さが皆無と言うか、シリアスさがない楽曲、演奏なので、私には少し物足りないです。
演奏には楽しげな様相が漂っていますが、技術的な不足を感じる事もなく、まとまりもあると思います。
録音 


(評価は5つ星が満点です)
実在感を備えた自然な場の雰囲気が感じられる音場形成ですが、セパレーションは少し良過ぎて響きの交わり具合いに物足らなさは残ります。
しかししっかりした定位には、明確な音の輪郭も感じられ、鋭過ぎない音の切れや立ち上がりが音響的には楽しく感じられます。
見通し感や奥行き感も悪くはなく、やや「古さ」を感じさせはしますが、概して良好な録音だと思います。
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