cogito ergo sum Dezsö Ránki (p)


1977年録音

レーベル:Apex


『ミクロコスモス』(ドイツ語:Mikrokosmos, ハンガリー語:Mikrokozmosz)Sz. 107, BB 105は、バルトーク・ベーラが1926年から1939年にかけて作曲した全6巻、153曲の小品からなるピアノのための練習曲集。ピアノ演奏の教材として企画され、難度が漸進的に上がっていくように構成されている。(Wikiより)




演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


作曲された目的がピアノ演奏のための教材と言う事もあり、「鑑賞する」楽曲かどうかは聴いていて少し疑問にも感じますが、2枚組CD、2時間強を聴いていて、退屈だとかは感じません。

それは個々の楽曲そのものが多彩な様相を持っている事と、1951年生まれのハンガリー人ピアニスト、デジュー・ラーンキの弾き方に、教材楽曲の演奏を意識した明確さがあるからだとも思います。

私は個人的にピアノが弾けたらいいなぁと思っている事もあり、少しずつ難度が高まってゆく楽曲を、そのタイトルを見ながら結構楽しく聴けました。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


教材として聴かれる事を意識してかどうかは分かりませんが、音の輪郭が明確で、ピアノの旋律を追いやすい録音だと感じます。

自然な音場には、十分な静寂があり、ややマットな印象もあったりはしますが、実在感も十分高いです。

録音年は古いのですが、録音そのものには古さを感じさせるような処はなく、色彩感には乏しいかもしれませんが、質素なピアノの響きを楽しめる録音だと思います。


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