cogito ergo sum Pleyel Quartett Köln


弦楽四重奏曲 第 7番 ニ長調 Ben337

弦楽四重奏曲 第 8番 ヘ長調 Ben338

弦楽四重奏曲 第 9番 ト短調 Ben339


2007年録音

レーベル:cpo


イグナツ・プライエルの弦楽四重奏曲4番~6番を聴いて、是非既出の7番~9番も聴いてみたいと思い購入しました。



演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


正直、演奏は今一歩と感じる事が多いです。

繊細さや鮮やかさが不足しているように感じられ、息が合っていないとは思いませんし、それほど明確なアンサンブルの縺れなどがある訳ではないのですが、絶対的な技術の完成度が、名だたる弦楽四重奏団と比べると、残念にも思えたりします。

しかし、楽曲そのものはとても素晴らしいもので、まさに「ハイドン」なのですが、亜流の域ではありません。

或いは仮に亜流と言われようとも、ここまでしっかりと巧みな構成感で作曲できるのであれば、それは職人と呼ばれて然るべきレベルではないかと思います。

イグナツ・プライエル、忘れ去られた作曲家の一人なんでしょうが、もっと聴いてみたい作曲家です。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


CDフォーマットとしては特筆できる実在感のある録音だと思います。

細かな表現も明瞭に描き出して見せる精細さを、とても見通しの良い音場で展開している印象です。

定位も良く、響きの交差感も良好で、奥行き感にも不足はありません。

わざとらしさのない残響の減衰も美しく、かなりの好録音だと思います。


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