cogito ergo sum Thomas Dorsch指揮

Oldenburgisches Staatsorchester

(オルデンブルク州立管弦楽団)


「ハムレット」序曲 作品56

交響曲 第 2番 作品60


2011年録音

レーベル:cpo





演奏 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


フェリクス・ヴォイルシュ(Woyrsch, Felix :1860-1944)はドイツの作曲家、合唱指揮者だそうで、生涯に7つの交響曲、5つの管弦楽作品、3つの歌劇、ヴァイオリン協奏曲、そして100曲ほどの歌曲を残し、生前は素晴らしい音楽家として高く評価されていたそうです。

これまた初めて聴く作曲家ですが、HMVの解説にあるように、保守本流の独墺ロマン派の様相です。

ハンス・ロット、プッチーニより2歳年下で、マーラーとは同じ年、2歳年下にはドビュッシーがいる世代の作曲家で、ロマン派と言っても後期の雰囲気だったりします。

それでもマーラーと同じ年だと言う事を考えれば、やはり古風な印象があり、堂々とした作品ですが、一聴しただけで魅惑される様な楽曲でもない様な...。

演奏はとても素晴らしいように思え、バランスの取れたアンサンブルだと思います。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


セパレーションも良く、適度な奥行き感と定位が感じられる録音です。

温度感も程良い感触で、音の見通しも良い部類ではないかと思いますし、音に力感が存在しています。

切れや音の立ち上がりは並程度かもしれませんが、品の良さを感じる再生音で、中々素晴らしいと思います。


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