Rosemary Joshua (S), Sarah Connolly (S),
Robert Murray (T), Simon Keenlyside (Br),
Jonty Ward (B-SD
Wrocław Philharmonic Choir
(ヴロツラフ・フィルハーモニー合唱団)
Gabrieli Consort & Players
(ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ)
2011年、2012年録音
レーベル:Signum
演奏 



(評価は5つ星が満点です)
メンデルスゾーン研究家、R・ラリー・トッドの校訂譜と、19世紀当時のソースをベースとして指揮者自身の手で校訂を加えた「マクリーシュ版」を使用しています。
テキストは英語で歌われますが、初めてエリヤを聴いたので違和感はありませんでした。
ここでの演奏は300人を超える合唱、120人を超えるオーケストラにより行われ、そのスケール感は圧倒的と言えるものがあり、楽曲の壮大さをこの上なく楽しませてくれているように思えます。
バッハのマタイ受難曲をリバイバルさせたメンデルスゾーン、かの大曲に一歩を引けを取らない素晴らしい楽曲だと思いますが、演奏も高いレベルで織り成されており、単なる迫力で押してくるだけのものではないと思います。
録音 

(評価は5つ星が満点です)
セッション録音ながら、迫力と熱気は十二分に伝わってきます。
大編成でありながら独唱、合唱、オケのバランスはとても良く、繊細な表現も描けていると思います。
しかし流石にCDフォーマットには荷が重い編成、楽曲なのか、見通し感はやや悪く、奥行き感に関しても物足りない印象を拭えません。
オルガンの地を這うような低音の響きには、部屋の壁を揺さぶるかのような波動が感じられ、その部分では音響的な愉悦感は凄いのですが、音場はやや平面的でトゥッティでの強奏時には響きの混濁感、手狭さが感じられたりもします。
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