cogito ergo sum Gerard Will (p)


ピアノ・ソナタ 第 8番 ハ短調 「悲愴」 作品13

ピアノ・ソナタ 第 2番 イ長調 作品2-2

ピアノ・ソナタ 第11番 変ロ長調 作品22


録音:1999年(8番&11番)2000年(第3番)

レーベル:ABC Classics


ジェラード・ウィレムスによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集のDisk8です。(全集は9枚組Box)


Disk1 ピアノ・ソナタ 第21番 / 第6番 / 第24番 / 第30番

Disk2 ピアノ・ソナタ 第14番 / 第5番 / 第7番 / 第25番

Disk3 ピアノ・ソナタ 第23番 / 第19番 / 第20番 / 第32番

Disk4 ピアノ・ソナタ 第26番 / 第9番 / 第16番 / 第27番

Disk5 ピアノ・ソナタ 第17番 / 第4番 / 第12番

Disk6 ピアノ・ソナタ 第18番 / 第10番 / 第13番 / 第31番

Disk7 Beethoven - ピアノ・ソナタ 第15番 / 第3番 / 第28番 もご参照ください。


演奏 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


「悲愴」。

穏やかな中に、十分な詩情が感じられる演奏です。

第1楽章では激しさに翻弄される事無く、第2楽章ではロマンティックに耽らず、第3楽章でも悲痛さに呑み込まれない演奏には、ウィレムス独特の「構えない、意識し過ぎないベートーヴェン」が感じられます。

第2番は、若干淡々としている印象もあったりしますが、楽曲によりアプローチがブレないのは、ある意味美点なのかも知れません。


録音 ☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


ウィレムスのアプローチにブレがないように感じるように、録音にもその収録年の相違を意識させない統一感があるように感じます。

煌びやかさは控えめな、あくまでも木質系の感触があるピアノの響きですが、やはりウィレムスのスタイルにはぴったりと思える居心地の良さがあります。

音響的には特筆すべきものはないかも知れませんが、好録音だと思える仕上がりです。



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