cogito ergo sum Pleyel Quartett Köln


弦楽四重奏曲 第 4番 ハ長調 Ben334

弦楽四重奏曲 第 5番 イ長調 Ben335

弦楽四重奏曲 第 6番 変ホ長調 Ben336


2009年録音

レーベル:cpo






演奏 ☆☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


イグナツ・プライエル(Ignaz Josef Pleyel, [1757-1831])はオーストリア出身の作曲家で、ハイドンの教え子だそうです。

ショパンが愛用したことで有名なピアノ、プレイエルを設立した実業家でもあり、Wikiに拠れば、音楽出版社「Maison Pleyel」の仕事を立ち上げて、約4000もの作品を出版したりもしたそうです。


がっつり古典派の様相ですが、その旋律は楽しく美しく、ハイドンに負けないほどの巧みな作曲技法が施されている弦楽四重奏曲だと思います。

プレイエル四重奏団の演奏は、流石に作曲者の名前を戴いているだけの事はあり、プレイエルの朗らかながらも巧みに構成された楽曲を、素晴らしいアンサンブルで楽しませてくれます。

古楽器四重奏団ならではの繊細さと素朴さが熱気ある響きで織り成され、とても素晴らしいです。

既に、プレイエルの弦楽四重奏曲7番~9番のアルバムも、cpoから2008年にリリースされていて、是非これは聴きたいと思います。


録音 ☆☆☆☆ (評価は5つ星が満点です)


高い温度感と実在感が感じられる録音には、明瞭な音の輪郭と見通しの良さも備わっています。

低域の量感もしっかりとしたものがあり、古楽器の僅かに毛羽立つ響きに、繊細な美しさを感じ取れます。

音場そのものはやや中央に集まり気味で、定位に関しては明確な描き分けではないものの、各楽器の響きのブレンド感は上質なものがあります。


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