ピアノ・ソナタ 第17番 ニ短調 「テンペスト」 作品31-2
ピアノ・ソナタ 第 4番 変ホ長調 作品7
ピアノ・ソナタ 第12番 イ長調 作品26
録音:1998年(第17番)1999年(第4番、第12番)
レーベル:ABC Classics
ジェラード・ウィレムスによるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集のDisk5です。(全集は9枚組Box)
Disk1 ピアノ・ソナタ 第21番 / 第6番 / 第24番 / 第30番
Disk2 ピアノ・ソナタ 第14番 / 第5番 / 第7番 / 第25番
Disk3 ピアノ・ソナタ 第23番 / 第19番 / 第20番 / 第32番
Disk4 ピアノ・ソナタ 第26番 / 第9番 / 第16番 / 第27番
もご参照ください。
演奏 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
ウィレムスのこのシリーズは、冒頭にメジャーなソナタを置くスタイルなのでしょうか、このディスクも「テンペスト」から始まります。
今まではそのスタイルが余り成功していない、ある意味「掴みはOkay」になっていなかったようにも感じていたのですが、ここでの「テンペスト」はかなり素晴らしい演奏だと思います。
良く耳にする第3楽章でも、勢いに任せない落ち着き感が素晴らしく、かと言って熱情がない訳でもなく、「非凡なる中庸」とでも言いましょうか、(どなたかがハイティンクを賞してそう仰っていたような...)どこが凄いとか、何が素晴らしいとかを具体的に言い表せないのですが...。
4番、12番の演奏にもぶれがなく、丁寧にまとめられた演奏を楽しめる1枚だと思います。
元々表現が稚拙な私ですが、ウィレムスのベートーヴェンに関しては、心象を表す適切な表現が見つからないと言う状況が続いています。
「何となく良いんです」という、全く無責任かつ伝わらない表現が一番心象にあっていたりします。(恥)
録音 ![]()
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(評価は5つ星が満点です)
このアルバムでは楽曲に因る録音の印象にもぶれを感じませんでした。
使用しているピアノは、全てStuart & Sonsの100ですが、録音年が違ってもその響きの印象に相違がなく、適度な左右への広がりや、強奏時の低音弦の震えが見えるかのような再現性の高さがあります。
奥行き感もそこそこで、静寂感には全く問題がなく、硬さを感じさせない木質系の響きには、僅かにきらめきを感じる部分もあったりしますが、スタインウェイやファツィオリに比べると地味な印象のあるStuart & Sonsのピアノの響きですが、その独特の美しさをしっかり伝えてくれます。
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